ガソリンスタンドができる防災とは

3月11日。東日本大震災から14年が経ちましたが、今なお多くの人々の記憶に深く刻まれています。燃料供給の停止がもたらした影響は計り知れず、移動手段の確保や物流の混乱など、私たちの生活にとって燃料がいかに重要であるかを再認識させられました。

燃料の安定供給を使命とする私達も、地域の皆さまの安心・安全を守るために日頃からできる防災の取り組みを考えています。

災害時に困らないために、日頃の備えを

ガソリンは「いざ」というときに欠かせません。特に震災時には燃料不足が深刻化します。そのため、お客様に以下のような習慣をおすすめしています。

• 燃料はなるべく半分以上をキープしましょう。混雑しやすい震災直後でも、慌てることなく行動できます。満タン給油をおすすめします。

• 携行缶の安全な保管方法や正しい使い方を知っておくといざという時に役立ちます。

• 暖房に灯油を利用しているご家庭では、灯油を1缶多めに備えておきましょう。特に寒い時期には、燃料不足が深刻な問題となります。

震災はいつどこで起こるかわかりません。しかし、事前の備えや日頃の心がけ次第で、被害を最小限に抑えることができます。このような情報を発信していくことも一つの防災になると考えています。

皆さまの安心のためにできることをこれからも考えて行動していきたいと思います。